2022.6.23

当法人では、地域防災力の充実強化に資するため、予てより防災リ－ダ－育成事業に着手してきました。着手する根拠は、市町村地域防災計画に「自主防災リ－ダ－の養成」が掲げられているためです。しかし、５０年に一度、数十年に一度といわれる甚大に被害を伴うような災害については、大人による防災リ－ダ－のみではなく、次代を担う若い世代の防災リ－ダ－も課題となっていました。このような時、沖縄市内の中学一年の生徒が県内最年少の防災士に合格しました。ここに、防災士を胸に、地域で指導にあたる県内最年少の防災リ－ダ－に参加していただきました。写真は、沖縄市内の小学校における防災クラブ児童への防災教育に当たる中学生防災リ－ダ－です。指導の内容は、大人でも使い方が難しい災害時に活用できる移動式トイレの組み立て方と使い方です。今回の指導には、沖縄市建団協自主防災組織のご支援もあり、避難所の設営も指導していただきました。平時と災害時における自助・共助力については、行政のみに頼るのではなく、公助の限界を想定した地域防災力強化事業に今後とも取り組んでまいります。